LOCASIONS事業拠点紹介
長崎総合リサイクル事業所
長崎総合リサイクル事業所は3つの施設から構成されています。
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①
バイオマス等発電施設「豪力」
(可燃性廃棄物を焼却し焼却熱を蒸気に変えてタービンを回して発電します) -
②
バイオマス燃料製造施設
(し尿・汚泥などの生活系廃棄物を脱水・乾燥させてバイオマス燃料を製造します) -
③
建設副産物再資源化施設
(建築系廃棄物を破砕・選別しリサイクル可能な部分を資源として有効活用します)
3つの施設が相互に連携した高効率な総合リサイクルプラントで、リサイクルシステムを構築し、
安全でクリーンなエネルギーを造り出します。
ご利用案内
利用日 | 月~土曜日 |
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利用時間 |
9:00~17:00(最終搬入 16:30) |
休業日 | 日祝日・GW・お盆・年末年始 |
収集品目 | 産業廃棄物処分業許可証品目 |
利用料金 | お問い合わせください |
施設内観
①バイオマス等発電施設「豪力」
②バイオマス燃料製造施設
③建設副産物再資源化施設
アクセスマップ
長崎総合リサイクル事業所
長崎県佐世保市宮津町646番地
TEL:0956-20-4222
FAX:0956-59-2920
リサイクルのプロセス
事業構成と全体処理フロー
バイオマス等発電施設
廃棄物(燃料)は廃棄物供給コンベヤより投入され、ロータリーキルン炉とストーカ炉の組み合わせにより、多岐にわたる産業廃棄物・一般廃棄物(し尿汚泥)が処理できます。
燃焼により発生した排ガスは廃熱ボイラー、過熱器、節炭器、排ガス減温塔により冷却されバグフィルタでダイオキシン類、ばいじん、有毒ガスを除去します。
タービン排気圧を真空域まで下げ、発電出力を大きくできる復水タービンを採用しています。
タービンから排出された蒸気は復水器にて復水され、ボイラー給水として再供給されます。
バイオマス燃料製造施設
下水処理施設やし尿処理施設で発生する脱水汚泥を受入れ、また、施設で処理した液状汚泥等から発生する脱水汚泥を焼却炉の廃熱を用いて乾燥し、発熱量約10,000kJ/kgのバイオマス燃料(乾燥汚泥)を生産します。
し尿等を各種工程で高度処理し、さらに逆浸透膜による脱塩処理を行い、水道水レベルの水質が要求されるボイラ原水として利用できる再利用水を供給します。
施設内の悪臭は、バイオマス等発電施設の燃焼用空気として使用し、燃焼脱臭を行うため、周囲への悪臭の漏えいはありません。
建設副産物再資源化施設
大型の二軸破砕機で効率の良い処理を行います。
粗選別+手選別+細粒物選別の三段階で選別することにより、金属等の再生可能な資源を効率よく回収します。
可燃物はバイオマス等発電施設の発電用燃料として利用し、サーマルリサイクルを行います。
集塵装置、散水装置の設置により周辺環境と作業環境を保全します。